技術登録内容
1.登録申請者
| 会社名 | 株式会社エコサイエンス |
|---|---|
| 郵便番号・住所 | 〒880-0924 宮崎県宮崎市郡司分甲129-1-3 |
| 担当部署 | |
| 電話番号 | 0985-65-3009 |
| FAX番号 | 0985-65-3090 |
| plast@ecosci2008.com | |
| ホームページURL | https://ecosci2008.com |
2.技術の名称等
| 技術の名称 | プラスト工法: シリカレジン等を含む高濁度・高pH汚濁水を処理するシステム |
|---|---|
| 開発年(西暦) | 2020 |
| 開発体制 | 単独 |
| 共同研究者 | |
| 開発会社 | 株式会社エコサイエンス |
| 開発会社と申請者の関係 | 株式会社エコサイエンス |
| 県産品 |
3.技術の分類
| 区 分1 | 県内関連技術 |
|---|---|
| 区 分2 | 工法 |
| 分 類 | 汚濁防止工 |
4.キーワード
| 項目 | コスト縮減 / 環境の保全 / 県内公共工事採用実績 / 県内製造 / その他(pH調整剤自動注入、AGF工法汚濁水処理) |
|---|
5.国土交通省への登録状況
| 申請地方整備局名 | 登録年月日 | 登録番号 | 評価結果 |
|---|---|---|---|
6.特許等
| 特許番号 | 5787264, 6587094 | 実用新案番号 |
|---|
7.制度等による証明
| 証明機関 | 証明番号 | 証明年月日 | |
|---|---|---|---|
| 建設技術審査証明事業 | |||
| その他 |
8.活用の効果
| 従来技術名 | 吸引車による吸引・運搬・産業廃棄物処理 |
|---|---|
| 経済性 | 向上 (79 %) |
| 工程 | 同程度 |
| 品質・出来形 | 同程度 |
| 安全性 | 同程度 |
| 施工性 | 同程度 |
| 環境 | 向上 |
9.特徴
プラスト工法は、従来工法では困難であったトンネル工事・護岸工事・掘削工事などのシリカレジン等を含んだ汚濁水を処理する工法である。
高濁度・高pH及び一般排水の汚濁水も自動処理でき、処理した水は放流基準で放流する。残った固形分は適時に処理する。したがって大幅なコスト削減ができる。
本工法では、凝集剤プラストA1とpH調整剤(硫酸バンド)を使用し、制御盤・濁度計・pH計・フィードバック制御装置を導入することで濁度・pH値に適した量の薬剤注入を自動的に行い、注入作業・注入設定の省力化ができる。
汚泥吸引車にて搬出し、産業廃棄物として処分するコストを100%とすれば、本工法による処理コストは21%前後の経費になる(産業廃棄物として処理した場合には、1シフト当たり65万円程度の費用が掛かっていたものが、本工法では14万円程度の費用で済み、1シフト当たり51万円のコスト削減ができた)。
生成されたフロックのフィルターへの掛かりが良く脱水ケーキの含水率も良好である。
高濁度・高pH及び一般排水の汚濁水も自動処理でき、処理した水は放流基準で放流する。残った固形分は適時に処理する。したがって大幅なコスト削減ができる。
本工法では、凝集剤プラストA1とpH調整剤(硫酸バンド)を使用し、制御盤・濁度計・pH計・フィードバック制御装置を導入することで濁度・pH値に適した量の薬剤注入を自動的に行い、注入作業・注入設定の省力化ができる。
汚泥吸引車にて搬出し、産業廃棄物として処分するコストを100%とすれば、本工法による処理コストは21%前後の経費になる(産業廃棄物として処理した場合には、1シフト当たり65万円程度の費用が掛かっていたものが、本工法では14万円程度の費用で済み、1シフト当たり51万円のコスト削減ができた)。
生成されたフロックのフィルターへの掛かりが良く脱水ケーキの含水率も良好である。
10.施工方法
pHを測定してpH調整剤(硫酸バンド)を自動注入する。
汚濁水の濁度を濁度計で測定してプラストA1溶水を自動注入する。
撹拌混合槽で撹拌・凝集反応させ、シックナーを経由し、脱水機でろ過・脱水する。
処理後の水は放流基準で放流させる。
汚濁水の濁度を濁度計で測定してプラストA1溶水を自動注入する。
撹拌混合槽で撹拌・凝集反応させ、シックナーを経由し、脱水機でろ過・脱水する。
処理後の水は放流基準で放流させる。
11.歩掛・単価等
従来の吸引車による処理は、1シフト当たり651,264円前後かかる。
硫酸バンド溶解液28円/kg。凝集剤プラストA1粉末4,400円/kg。
1シフト当たり汚濁水が100㎥発生する。
硫酸バンド溶解液9,184円使用し、プラストA1を26,400円使用する。
1シフト当たりの作業時間は3.3時間で、労務費は6,765円となる。
諸経費は4,236円。
システムレンタルは22,500円/日。
固形分の処理に67,500円かかる。
よって新技術の合計費用は 9184+26400+6765+4236+22500+67500=136,585円となる。
136585÷651264=20.9%≒21%であるので、経済性向上は 100%-20.9%=79.0%≒79%となる。
硫酸バンド溶解液28円/kg。凝集剤プラストA1粉末4,400円/kg。
1シフト当たり汚濁水が100㎥発生する。
硫酸バンド溶解液9,184円使用し、プラストA1を26,400円使用する。
1シフト当たりの作業時間は3.3時間で、労務費は6,765円となる。
諸経費は4,236円。
システムレンタルは22,500円/日。
固形分の処理に67,500円かかる。
よって新技術の合計費用は 9184+26400+6765+4236+22500+67500=136,585円となる。
136585÷651264=20.9%≒21%であるので、経済性向上は 100%-20.9%=79.0%≒79%となる。
12.適用条件
トンネル工事・護岸工事・掘削工事などで発生するシリカレジン等を含んだ汚濁水を処理できる。
高濁度・高pHの汚濁水も処理できる。
高濁度・高pHの汚濁水も処理できる。
13.施工実績
| 発注機関 | 県内件数 | 県外件数 | |
|---|---|---|---|
| 国、公団等 | 1 | 0 | |
| 地方自治体 | 補助事業 | 5 | 0 |
| 単独事業 | 1 | 0 | |
| 民間 | 0 | 0 | |
県内での主な施工実績
| 発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
|---|---|---|---|
| 宮崎県串間土木事務所 | 藤トンネル(2工区) | R2 | |
| 九州地方整備局 | 大淀川下流河道掘削(その2)外工事 | R2 | |
| 宮崎市上下水道局 | 幹線管路耐震化事業(小松川推進工その2) | R2 | |
| 宮崎県宮崎土木事務所 | 小松川護岸補強対策工事 | R1 | |
| 宮崎県宮崎土木事務所 | 小松川護岸補強対策工事 | R2 | |
| 宮崎県宮崎土木事務所 | 宮崎西環状線古城工区橋脚(P5)工事 | R2 | |
| 宮崎県宮崎土木事務所 | 宮崎西環状線古城工区橋脚(P6)工事 | R2 |
県外での主な施工実績
| 発注者 | 工事名 | 施工年度 | CORINS登録番号 |
|---|
14.施工者
| 一般の建設業者で施工可能 |
15.技術提供企業
| 技術の名称 | プラスト工法: シリカレジン等を含む高濁度・高pH汚濁水を処理するシステム |
|---|
技術提供企業
代表
| 企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| (株)エコサイエンス | 西重 良一 | 宮崎県宮崎市郡司分甲129-1-3 | 0985-65-3009 | 0985-65-3090 | plast@ecosci2008.com |
代表以外(県内企業)
| 企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
|---|
代表以外(県外企業)
| 企業名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
|---|
16.主な製造工場
| 製造工場名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社エコサイエンス | 宮崎市郡司分甲129-1-3 | 0985-65-3009 | 0985-65-3090 | plast@ecosci2008.com |
17.主な原材料産地
| 原材料産地名 | 取扱会社名 | 担当部署 | 担当者 | 住所 | TEL | FAX |
|---|
18.県内活用技術参考写真
| 技術の名称 | プラスト工法: シリカレジン等を含む高濁度・高pH汚濁水を処理するシステム |
|---|






