本技術は、施設照明設備工に関する技術である。ＬＥＤ街路灯にソーラーパネルとバッテリーを搭載し、独立電源のＬＥＤ街路灯とした。また、バッテリー残量が少量になると、調光により点灯時間を長くした。さらに本体は全てステンレス製とし、耐蝕性に優れる製品とした。

基礎コンクリートへのアンカーボルト施工は、事前に行われているものとする。
１，クレーン等を用い、街路灯上部の吊りボルトを利用しポールを吊り上げ、アンカーボルトに固定する。
２，ソーラーパネルを真南に向け、鉛直角度調整を行う。
３，ボックス内部のブレーカーがＯＦＦになっていることを確認し、ソーラーパネルとバッテリー間のコネクタ２本を接続する。
４，ブレーカーをＯＮにする。
５，コントローラーのテストスイッチ、充電メーターでテスト動作させ、確認を行う。

積算条件
・宮崎県下で街路灯を新規で１０台設置することを想定している。
・新技術は、建柱後配線接続のみとする。
・従来技術は、２０ｍの引込線を行い、建柱後配線工事及び照明灯取付を行うものとする。
・国土交通省　土木工事標準積算基準書（電気通信編）平成３１年度　一般財団法人建設物価調査会　発行
・建設物価２０２０年２月号
・労務単価：宮崎県
・送料は別途考慮する。
・交通規制費は含まない。
・基礎設置は含まない。

１，自然条件

・周囲温度－１０～４０℃を標準とする。

２，現場条件

・作業車が必要（４ｔクレーン）

・作業車の設置スペースとして、６ｍ×３ｍ程度必要。

３，技術提供可能地域

・全国（寒冷地は特殊仕様）

４，関係法令等

・特になし