本技術はトンネル照明設備工の技術である。道路・トンネル照明器材仕様書に準拠したトンネルＬＥＤ照明で、灯具を小型軽量化しスリム型とした。従来は低圧ナトリウムで対応していたが、本技術の活用により広スパン化と長寿命化が期待でき、施工性の向上も図れる技術である。

１、照明器具設置位置の位置決め
２、アンカー打設
３、取付金具の設置
４、照明器具の設置
５、電線結線作業

積算条件
・宮崎県下における道路トンネル照明を８ｍピッチで取り付ける工事を想定している。
・新技術は、ＬＥＤ照明を１６．５ｍピッチで取り付ける工事を想定している。
・国土交通省土木工事標準積算基準書（電気通信編）平成３１年度　財団法人　建設物価調査会発行。
・建設物価及び労務単価は２０２０年２月号　宮崎県を採用。
・送料は別途考慮する。
・交通規制費は含まない。

１、適用可能な範囲

・地方道、国道、高規格道路におけるトンネル照明
・ボックスカルバート、アンダーパスの照明

２，特に効果の高い適用範囲

・維持管理費を低減したいトンネル
・交通量が多くて、交通規制が困難な場所

３．適用できない範囲

・特になし

４，適用にあたり、関係する基準およびその引用元

・道路照明施設設置基準・同解説　平成１９年１０月（社）日本道路協会
・ＬＥＤ照明・トンネル照明導入ガイドライン（案）平成２７年３月　国土交通省
・道路・トンネル照明器材仕様書・同解説　平成３０年改訂（社）建設電気技術協会